書評

ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ 15歳から始める生き残るための社会学

本の紹介

タイトル ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ 15歳から始める生き残るための社会学
出版社 白馬社
著者 響堂雪乃
目次
第1章 「政治」が無いことを知ろう
第2章 地球から「国」が消える仕組み
第3章 新聞テレビは知能を破壊する
第4章 学校で人間は機械になる
第5章 これからニホンで起きること
第6章 なぜ大人は何も考えないのか
第7章 これから君たちが考えなくてはならないこと

著者紹介 

響堂雪乃(きょうどうゆきの)
2018年秋嶋亮に改名
コラージスト(言葉と情報と思想を紡ぐ創作家)
ブログマガジン「独りファシズムVer.0.3 http://alisonn.blog106.fc2.com/を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている。
主著として
「独りファシズム-つまり生命は資本に翻弄され続けるのか?-」(ヒカルランド)
「略奪者のロジック-支配を構造化する210の言葉たち」(三五館)
「終末社会学用語辞典」(共著、白馬社)
「植民地化する日本、帝国化する世界」(共著、ヒカルランド)
「放射能が降る都市で反逆もせず眠り続けるのか」(共著、白馬社)
「北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか-国民は両建構造(ヤラセ)に騙されている」(白馬社)

感想

読んでいて恐ろしく、これからの日本に不安だけが残る。知らないことが多すぎることに衝撃を受けた。
日本とアメリカ関係性、政治の背後にいる資本家や大企業、保守的で身の回りのことしか考えない国会議員、何も感じない多くの国民、もうどうしようもないのだと思った。
知らない情報が多く、本当なのか?証拠はあるのだろうか?と思いつつも、専門的な言葉が理解できていない。日本を離れるしかないのかもしれない、
ご先祖様から受け継がれてきた大切なこの土地、日本の文化、日本語、歴史、大自然は破壊されていくのか、なかったことにしていいのか?
もうすでに詰みの状態。
でも、これからも学んでいこうと思う。

自身の無知さ

173-無知であることはこれほどまでにおぞましい
日曜の昼間にテレビをつけると、のんきそうな人々が楽しそうに歌ったり踊ったりしています。
しかし、この瞬間にも崩壊した原子炉から放射能が漏れ続け、戦争するための法律がドンドン作られ、主権(自分の国のことは自分たちで決める権利)が消滅しようとしているのです。
このように人間として最も大切な考えることを放棄し、目の前の楽しいことに溺れる人々を「ダス・マン」と言います。
P202

これ俺のことじゃんと思ってしまった

戦争をするための法律が作られていると、、、緊急事態条項のことかな

最近では軍事費への予算が過去最大になっているときくなー

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