「ウクライナ戦争」ちくま新書 小泉悠 書評

読後の感想
話題になることが減ったウクライナ戦争だが、まだ終わっていない。
まだ戦争で人が死んでいる。
戦争が始まる前に、プーチンによるビデオが公開されていたこと、特別軍事作戦を開始する理由を述べており、ウクライナのネオナチ化?ナチスのようになっていると思っているらしい、ウクライナのNATO入りに、NATOの拡大を阻止するためといった内容が理由としてあるようだ。
ウクライナの実際はどうなっているのか私にはわからないが、ロシアがそのように見ていることに驚愕だった。そういう見方、考え方をする国民性なのかと。
筆者によると一つ一つ論理的に現実的に解釈しようと試みているが、どうも戦争を始めて植民地化したいだけのように説明してあり、なるほど(あんまりわかってないかもだけど)と思った。
こんな人におすすめ
この本はウクライナ戦争が始まるまでの時事情報を丁寧にまとめ上げ、素人にもわかりやすく解説してある。「ロシア屋」であり「戦争屋」としての筆者の考えに共感することも多いと思います。
仕事や育児に忙しくなかなかニュースを見れない方はもちろん、日本人として対岸の火事にするのではなく、積極的に取り入れていきたいニュースだと思います。
本の紹介
本の目次
第1章 2021年春の軍事的危機 2021年1月〜5 月
第2章 開戦前夜 2021年9月〜2022年2月21日
第3章 「特別軍事作戦」 2022年2月24日〜7 月
第4章 転機を迎える第二次ロシア・ウクライナ戦争 2022年8月〜
第5章 この戦争をどう理解するか
著者について
小泉 悠(こいずみ・ゆう):1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、同大学院政治学研究科修了。政治学修士。民間企業勤務、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO RAN)客員研究員、公益財団法人未来工学研究所客員研究員を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター(グローバルセキュリティ・宗教分野)専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障。
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